虹とクロエの物語かつて唯一無二の親友だった、虹子と黒衣。
40歳を迎え行きづまりを感じ始めた彼女たちはもう一度あの地点から
再会しようと試みるが…。
生への確かな肯定に満ちた最高傑作。

多摩川の河川敷でボールを蹴り合うためにあの頃の私たちは生きていた。
誰も立ち入ることのできない私たちだけの世界に、私たちは生きていた。
それから約20年。
「私たち」だった2人、虹子と黒衣(クロエ)は40歳になって再会の機会を得るのだが…
「今」と「過去」の間の時間を埋めようとする女の友情物語であり
「俗」と「凡庸」を否定し続けることの困難さを描いた成長物語であり
サッカーの魅力を端的に教えてくれる作品、でもあります。